塩屋埼灯
翌日
さらに太平洋に沿って北上します
薄磯海岸の海抜73メートルの断崖に立つ白亜の灯台です
全国に16しかない「のぼれる灯台」のひとつ
けっこう「のぼれる灯台」に行ってますが
到着時間が早かったり
遅かったりで閉まってたりしたこと多いです
塩屋埼灯の近くには
美空ひばりの歌碑があります
美空ひばりの歌碑も高知や美幌峠(北海道)などで見かけました
全国各地にあるんですね
波立薬師(波立寺)
いわき市の北部
久之浜地区にある波立薬師
別名「波立寺(はりゅうじ)」
境内には沢山のアジサイが植られ
アジサイ寺とも呼ばれているそうですが
写真ひとつも撮ってない…
「今を生きる」…いい言葉です
「無事かえる」っていうのは三重かどっかでも見かけました
波立海岸
波立薬師がある6号線を渡った海岸沿いは波立海岸です
玉砂利の珍しい海岸で
その小石を持ち帰ると目を患うという言い伝えがあります
向こうにこれから行く
海から突き出た弁天島と弁天島に続く
朱塗りの橋が見えます
釣り人がでかいの釣ってました
弁天島
初日の出スポットとして有名みたいです
橋を渡ると弁財天が祀られています
柔らかい岩でできてるのか
波で砕かれたような感じです
昔は七福神とか祀られていたらしいですが
波で流されたとか…
岩を登ったり景色を見たり
いいところでした
百尺観音
同じ名前のものが千葉県の鋸山にありましたね
地元の仏師荒嘉明氏が
全国を行脚し修行した後
「生涯一仏一体」を残そうと岩山切開き建立したのが百尺観音です
30余年の年月を費やし一人で彫り続けましたが
完成を見ないまま他界しました
現在は四代目の陽之輔氏が
父祖の志を受け継いでいるそうです
なかなか壮大なプロジェクトですね
東日本大地震で左手が崩落したとのことです
このまま北上します
相馬市内に向かうとやはり震災の爪痕はあちこちに残っています
放射線量が非常に高いレベルにあることから
バリケードなどで防護措置している
帰還困難区域の看板があったり
その周辺は廃墟になっていくであろう建物が建っています
大洲松川浦ライン
東日本大震災で大きな被害があった福島県の沿岸エリア
大洲松川線「大洲松川ライン」
震災や津波で多くの観光資源が失われた松川浦周辺
大津波で砂州が分断されて通行不能になりましたが
2018年に約7年ぶりに開通しました
太平洋、松川浦を見ながらまっすぐに伸びる海岸道路です
松川浦大橋も渡り
気持ちいい直線でした
鵜ノ尾岬、鵜ノ尾埼灯台
松川浦と太平洋を見下ろす鵜ノ尾埼の先端にある灯台です
白い四角形がの灯台です
綺麗に整備されていて岬の下の駐車場から登ってたどり着きます
夕顔観音堂
へりおす慰霊碑
1986年海洋調査船へりおすが
建造メーカーの欠陥により相馬沖で沈没
へりおすに乗船していた乗組員たちの霊を慰めるために建立したものです
ここから30分ほどのところに
知り合いが住んでいるのでLINEして立ち寄らせてもらうことにしました
復興フラッグ
2011年 東日本大地震後に
新地町で活動に当たっていた自衛隊が
瓦礫の中から見つけた日の丸に応援の寄せ書きをして
被災した地区の一角に掲げたのが始まりです
力強いメッセージは
住民を勇気づけ復興へのシンボルとなりました
風雨にさらされ続けて傷んだ日の丸は
その後
地元有志の手によって新たな復興フラッグに引き継がれてきました
被災地に来るのは
震災から2ヶ月後に来て以来…
あの時は瓦礫の山だった地域もすっかり整備されていますが
走りながらあの時の記憶を忘れないように蘇らせてました
震災遺構 旧 山元町立中浜小学校趾
中浜小学校は海から数百メートルの位置にあります
東日本大震災の地震直後
テレビに映った津波予想到達時刻はわずか10分後だったそうです
内陸へ1.5キロ先にある二次避難所の坂元中学校までは
低学年だと20分以上かかるため
坂元中学校への避難を断念
校長先生の判断で
児童と職員、保護者、町職員、地区民合わせて90名が
屋上に避難して津波の直撃を回避し
被害を逃れた…
しかし津波により鉄筋2階の校舎はほぼ水没
小学校の周りの建物はほとんどが流失
津波が去ったあとの学校は陸の孤島だった
気温が下がり
水も食料もない中で一夜を屋上の屋根裏倉庫で過ごした
翌朝
自衛隊のヘリコプターによって発見され
全員無事に救助されたとのことである
震災後に訪れたとき
海の近くの学校の体育館の床が天井まで盛り上がり波打っていた光景が蘇りました
津波の威力に驚いたことを覚えています
もう少し北上したところに
内部も見学できる学校があるので立ち寄ろうと思います
バスケ仲間でありお客さんの実家へ
海岸線を北上してると
数ヶ月前に宮城へ引っ越してしまったバスケ仲間であり
ご家族でC@Bに来てくれてたお客さんの実家へ
急な連絡にもかかわらず
会えたことが嬉しかったです
娘さんも成長していて可愛かった
庭にあるバスケゴールで3ヶ月ぶりにシュート打ってきました
ハサミ持っていけばよかったです
金蛇水神社
金蛇水神社は
金蛇大神(水速女命)が御祭神
蛇や龍は水神の化身だといわれ
遠い昔から人々を見守っていると言い伝えられています
商売繁盛・金運円満などいろいろなパワーがあるそうです
仙台市街の「金蛇水神社 仙台一番町分霊社」には
蛇が浮き出た不思議な
蛇紋石(蛇石)という石があって
この石を財布でなでると金運がアップするらしいです
そういうのにあまり興味ないので
そこには行きませんでした
神社の建築や雰囲気は好きです
雷神山古墳
雷神山古墳は
名取市の愛島丘陵の東端に築造された前方後円墳で
東北地方で最も大きな古墳らしいです
前方後円墳の上に石の階段で登れます
古墳は上からじゃないと形がわかりにくいですね…
AER 展望テラス
そこから仙台駅まで行って
地下の駐輪場にバイクを停めます
屋内で安心です
新幹線「はやぶさ」だと仙台の次が大宮なので
1時間くらいで着いちゃいますので
AER 展望テラスへ
仙台市街を一望できます
何度も仙台来てますが初めて登りました
牛タン
新幹線まで時間あったので
いつも「利久」とかでしたが
埼玉でも東京でも食べれるので「たんや善次郎」
牛タン定食と牛タンカレー
この後
留守番していた娘にお土産を買って
新幹線で帰宅しました
おわり